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05_スピーチ (Public Speaking)

あがり症の改善に効果があった活動の紹介とその回復の道のりの苦悩と成長の記録

投稿日:2019年6月30日 更新日:

(0)目次&概説

(1) あがり症で苦しんだ過去
(2) 有効だった対策:トーストマスターズ
 (2-1) トーストマスターズとは
 (2-2) トーストマスターズの例会の内容
  (2-2-1) ヘルパーの役割紹介
  (2-2-2) テーブルトピックス
  (2-2-3) 準備スピーチ
 (2-3) トーストマスターズでの苦戦と成長

(1) あがり症で苦しんだ過去

中学生くらいの頃から、人前で話す時に緊張するようになりました(小学校の頃までは得意だったのに・・)。具体的には大勢の前で話す時に頭が真っ白になる事が多く、苦手意識を持ち始めてしまいました。

高校生の頃は部活ばかりの日々で、あまり人前で話す場面もなく(作ろうともせず)だったため、あまり困る事もありませんでしたが、大学に入学すると少しずつ人前で話す場面が増えてくるので、その度に緊張で上手く話せず悔しい思いをする場面が多くなりました。それを克服するために、大学では敢えて演劇のサークルに入ったりもしましたが、中々改善せず・・

悩んでいた場面でトーストマスターズと出会いました。

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(2) 有効だった対策:トーストマスターズ

(2-1) トーストマスターズとは

人前でのスピーチや、リーダーシップスキルを学び、練習するための非営利組織です。アメリカで1924年に発足後に世界中に広まり、2019年6月現在、日本でも全国各地に200個のクラブがあります(※クラブのリストはこちら)。「もっと自信を持ちたい」「人前で上手く話したい」といった人を応援する暖かい雰囲気があり、お互いを応援しながら楽しく学ぶ事が出来ます。

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(2-2) トーストマスターズの例会の内容

基本的には2週間に1回、月に2回の例会(ミーティング)を開催するクラブが多いです。開催の曜日や時間帯はクラブにより異なります。日本全国各地のクラブのミーティングの曜日が分かる資料はこちら

例会の時間は「2時間」のクラブが大半で、大きく分けると以下のパートに大別されます。会全体の司会役をTMOM (Toast Master Of the Morningの略)と呼ばれる司会役のメンバーが担当し、会が始まるまでの間の役割の調整やアジェンダの作成など、ミーティングに関わる準備を進めます。

(2-2-1) ヘルパーの役割紹介

例会では「ヘルパー」と呼ばれる、会の進行を補助する役割がいくつか存在します。その役割を担うメンバーが自身の役割について説明するのが「役割紹介」のコーナーです。

計時係
各スピーチ(準備スピーチ/テーブルトピックス/論評)毎に所定の時間内に収める必要があるため、計時係がその時間を計測して、決められた時間帯に応じて「緑」「黄色」「赤」の札を掲げて、スピーチしている人に見えるように掲げて時間の目安を伝えます。またその所要時間を記録して報告する役割です。
↓各スピーチセッションの時間を記載した表

集計係
トーストマスターズでは毎回の例会で各コーナー(準備スピーチ/テーブルトピックス/論評)に対して、投票で最優秀者を決めています。集計係はその投票用の箱を適切に回して票を回収して数え、ベスト賞の受賞者を司会者に伝えます。

↓各セッションの表彰状。時間内に収め、かつ投票で一番多く票を獲得すると賞状が貰える

文法係
文法係はスピーチの文法をチェックしたり、良かった表現や美しい日本語を記録して、例会の終盤でフィードバックする役割です。他のヘルパーと比べると役割の内容がややふわっとしており、個人的にはヘルパーの中で一番難しいと思います(文法の誤りとかを見つけるのって、ちゃんと知識がないとできないし・・)

えーとカウンター
スピーチの中で出てくる不要な繋ぎ言葉(「えーと」や「あの」や「えー」など)を数え、こちらも例会の最後にフィードバックをします。人別に数えてシェアするケースが多いです。

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(2-2-2) テーブルトピックス

即興スピーチのセッションです。出題者(以降、TTマスター)が出す質問・お題に対して即興で答えていきます。出題する内容はTTマスターの裁量で自由に決定出来ますが、良くあるのは季節に沿ったテーマ等での出題や、何か自身の体験ストーリーの中に質問を交えるパターンが多いように思います。

例えば「夏」をテーマに出題した例を以下に紹介します(4つ目の質問はトリッキーですね笑)
(Q1)あなたにとっての「夏のシンボル」は?
(Q2)あなたの夏休みの過ごし方は?
(Q3)あなたにとっての「夏の思い出」は?
(Q4)「気候変動」についてあなたの考えを教えてください。

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(2-2-3) 準備スピーチ

事前に用意したスピーチを披露するセッションです。スピーチの内容は自由ですが、トーストマスターズにはスピーチのマニュアルがあり、テーマがたくさん用意されています。例えば「スピーチの構成」を意識するであったり、「ボディランゲージ(身振り手振り)」を意識するであったり、「ビジュアルエイド(視覚機材)」を用いるであったり様々です。内容は自身のオリジナルにしつつも、各テーマのポイントを意識してスピーチを練ることで、徐々に構成や表現力が洗練されていきます。

以下は実際に私が2018年2月に実施した準備スピーチの動画です。
人生の3分の1を変える話

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(2-2-4) 論評

トーストマスターズのスピーチはやりっ放しではございません(笑)。スピーチをすると、別のメンバーから「論評」という形でフィードバックを貰えます。

論評のオーソドックスな形としては「サンドイッチ方式」などが主流です。

<サンドイッチ方式の論評のオーソドックスな構成>
①スピーチの「良かった点」をいくつか挙げる
②スピーチの「改善点」をいくつか挙げる
③最後にまた「良かった点」で締める

このような具合に、良い点で始まり良い点で終わる事で相手にとっても聞いてて心地よい論評となり、改善点を嫌な感じなく伝える事ができます。

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(2-2-5) 総合論評

総合論評は例会全体の振り返りを行います。オーソドックスなやり方としては、例会の各役割に対してコメントをしていきます。準備スピーチについては論評のコーナーでフィードバックしているので割愛するし、論評者に対するコメントや会全体に対するコメントを中心に述べていきます。

上記の役割は全てメンバーの間で持ち回りで実施をしてきます。入会して初めの頃は準備スピーチやヘルパーの役割等で慣れていき、徐々に論評→TMOM→総合論評などとステップアップしてきます。

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(2-3) トーストマスターズでの苦戦と成長

↓年毎の活動状況と成長係数の変化

第一期:とにかく場数を踏みまくって成長
私は2011年1月に神奈川トーストマスターズに入会しました。当時は大学生で、将来に控える就職活動でしっかりと自分の意見を述べられるようになりたい、という思いで入会を決意しました。初めの頃は暗記したスピーチを発表するのが精一杯で、テーブルトピックス等で即興で当てられると頭が真っ白になるケースが多くて非常に苦戦していました・・。しかし、当時はどうしても克服したいという強い意志の力もあり、また学生で自由な時間が多くあった事もあり、半年して慣れた頃から川崎トーストマスターズと、当時新設クラブだったサザンビーチトーストマスターズにも足を運び入会もし、1.5回/1週間のペースで例会に参加をして「とにかく場数を踏みまくって慣れる」という方針のもと活動をしていました。トーストマスターズの非常に良い点として、とにかくスピーカーを応援する暖かい雰囲気があり、周囲からの応援を受けて少しずつ自信を付けていける環境がある点です。それにプラスして、苦手なりにも100回以上も人前で話す経験を積んだ事で、就職活動の面接も何とか乗り切る事ができました・・。

以下は当時実施したスピーチの様子の一部です。

↓右上のは年一回のハロウィン例会でメイドの仮装を実施(笑)

↓左上のは年1回のハロウィン例会でオタクの仮装を実施(笑)

  
第二期:参加率の低下による苦手意識の再発
この頃から新社会人としてスタートを切るなど大きな環境の変化もあり、例会への参加率が激減してしまいました・・。その影響もあり、また人前で話す事に対する苦手意識が学生の頃の状態並に戻ってしまっていました。しかし社会人ともなると報告連絡相談をしたり、人前意見や考えを発信する機会も多くなるため、そういった機会で上手く出来るように集中しました(準備を周到に行ったり)。しかし、実社会は当然ながらビジネスなので甘くはなく、うまく行かずに落ち込み自信をなくす場面もありました・・。今思うと、この時期にも休まずトーストマスターズの例会に参加しておけば良かったなと後悔の念もあります・・。

第三期:復帰とブレイクスルー
社会人も数年が経過して少し生活にも余裕が出てきていました。また人前で話すという点についても仕事で少しずつではありますが、慣れてきていました。一方で心のどこかで「いつかトーストマスターズクラブに復帰したい」という思いはずっと持ち続けていたので、心機一転の意も込めて関内にある「横浜オーシャン」トーストマスターズクラブに入会しました。でもやっぱり復帰してテーブルトピックスとかに当たると余り上手く話せなくて「自分まだまだだなー」と思う事も多々ありますが、少なくとも学生時代のように頭が真っ白になる事は皆無で、とりあえず何かを発信していく点では昔に比べてだいぶ成長したな、と自分の中での成長を感じています(レベル低いな笑)。

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