<目次>
(1) Azure StorageでSASトークン発行時の「使用できるリソースの種類」の意味について
(1-1) 知りたいこと
(1-2) 「使用できるリソースの種類」の説明
(1-3) まとめ
(1) Azure StorageでSASトークン発行時の「使用できるリソースの種類」の意味について
(1-1) 知りたいこと
(1-2) 「使用できるリソースの種類」の説明
権限 | 説明 |
使用できるリソースの種類 ∟サービス |
■概要 サービスレベルのAPIを意味する。 (例)サービスのプロパティの取得/操作 (例)サービスのステータス取得 (例)BLOB/キュー/テーブル/ファイル共有の一覧取得 ■無い場合のエラー(例:Azure Machineの場合) |
使用できるリソースの種類 ∟コンテナ |
■概要 コンテナレベルのAPIを意味する。 単語が紛らわしいですが「BLOBコンテナ」の意味ではなく、BLOB/キュー/テーブル/ファイル共有の4つを総称した呼称。 (例)BLOBのCREATE/DELETE操作 ■無い場合のエラー(例:Azure Machineの場合) ⇒Azure MLの場合、Notebook処理を実行するCPU/ストレージとは別に、モデルの学習処理やデプロイなどはDockerコンテナ上で実行しています。そのDockerコンテナイメージもまたAzure Storage(BLOB)上に保持されているため、このようなエラーが起きるものと推察。 |
使用できるリソースの種類 ∟オブジェクト |
■概要 オブジェクトレベルのAPIを意味する。 (例)「BLOB」へのPUT処理 (例)「キュー」内の「メッセージ」の読み取り (例)「テーブル」の中にある「エンティティ」の読み取り (例)「ファイル共有」内の「ファイルやディレクトリ」の作成操作 ■無い場合のエラー(例:Azure Machineの場合) |
(図121)無い場合のエラー