(0)目次&概説
(1) チームラボとは
(2) チームラボ プラネッツ
(2-1) 概要
(2-2) 坂の上にある光の滝
(2-3) やわらかいブラックホール
(2-4) The Infinite Crystal Universe
(2-5) 人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング
(2-6) 意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 – 自由浮遊、平面化する3色と曖昧な9色
(2-7) Floating in the Falling Universe of Flowers
(3) 所感
(1) チームラボとは
2001年に東大と東工大の学生により設立されたデジタルコンテンツの制作会社です。私たち個人にとっては、豊洲などにあるエキシビション展のイメージが強いですが、実際はBtoB事業も多く手がけており、Webサイトやアプリの制作やデータ分析など色々とやっているようです。
公式サイトURL
https://www.team-lab.com/works/
(2) チームラボ プラネッツ
(2-1) 概要
豊洲にあるチームラボのエキシビジョンの一つで、チームラボのデジタルアートを体験する事ができます。そのうちのいくつかは膝くらいまで水に浸かるので、ズボンを膝上まで捲り挙げる必要があります。女性でスカートの場合は入り口に更衣室があるので、半ズボン等に履き替える事ができます。
開催期間
2018年7月7日~2020年秋
営業時間
平日 10:00~22:00
土日 09:00~22:00
(※最終入場21:00)
入り口付近に不思議な形のオブジェがありました。まるでミニ四駆のコースのように凄くうねっています。こんなコースがあったら凄く楽しいだろうなあと。
(2-2) 坂の上にある光の滝
水が流れる通路を歩いていると奥には光の滝があります。流れる水に光を当てており、滝が輝いて見えます。
(2-3) やわらかいブラックホール
床が凄く沈み込む柔らかい素材で出来ており、歩く度に足を取られます。バランスを取るのも難しいですが、自分の「体」に意識を向けさせる狙いのようです。
(2-4) The Infinite Crystal Universe
広い空間に無数の電飾が吊されて、鏡張りの床と相まって万華鏡のような世界を作ります。色や光のデザインも随時変わっていき、見る者を魅了します。
奥には広い空間があり、ゆっくり写真を撮影したりできるようになっています。
(2-5) 人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング
白濁のプール(膝下くらい)に色とりどりの鯉が泳ぐデジタルデータを投影した空間です。鯉は人や他の鯉の影響を受けて動きを変えるようです(映像を映しているのではなく、人の動きも踏まえてリアルタイムに動きを変える)。
(2-6) 意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 – 自由浮遊、平面化する3色と曖昧な9色
広い空間に直径2mはあろう無数の大きなバウンスボールが色を刻々と変えながら浮いたり沈んだりしている、不思議な空間です。
みんなそのボールを掻き分けながら、次の入り口に向かって歩いていくのです。しかもボールは人が触れたり、衝撃が加わると色や音色を変えるようです。また色が変わったボールの周囲にあるボールも連続的に色が変化し、色に応じた音色を奏でるようです!仕組みを知るとなお凄い・・。
(2-7) Floating in the Falling Universe of Flowers
大きなプラネタリウムのような空間に、無数の花が咲いては散っていきます。あまりに目まぐるしく流れてく花々は圧巻です。
(3) 所感
ただ見るだけでも凄いのですが、これが映像ではなく人との接触により動きを変化させる「リアルタイム」のアートである点を想うと、更に凄みを感じるものがあります。