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01_IT技術 (Technology)

CentOS6にVNCServerでリモート接続して日本語入力を可能にする方法

投稿日:2020年2月19日 更新日:

(0)目次&概説

(1) 記事の目的
(2) 日本語化の対応手順
 (2-1) ibus系のインストール
 (2-2) dbusインストール+エラー回避
 (2-3) mocz系パッケージのインストール
 (2-4) JapaneseSupportのインストール
 (2-5) IBusの詳細設定
(3) 各パッケージの補足説明
 (3-1) ibus系のインストール
 (3-2) dbusインストール+エラー回避
 (3-3) mocz系パッケージのインストール
 (3-4) JapaneseSupportのインストール/a>
(4) エラー対処:IBusの”Unable to keep Input Method Running”エラー
(5) エラー対処2:日本語が文字化けしてしまったら

(1) 記事の目的

今回はCentOS6のLinuxサーバーに対してMozc(日本語IME)を導入する手順を紹介します。

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(2) 日本語化の対応手順

(2-1) ibus系のインストール

epelのリポジトリからibus系のパッケージをインストールします。

$ sudo yum --enablerepo=epel install anthy ibus ibus-anthy

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(2-2) dbusインストール+エラー回避

(2-2-1) D-Busインストール

D-Busのインストールを実施します。

sudo yum install dbus

 

(2-2-2) “machine-id”採番

D-Busの”machine-id”を採番するコマンドを実行します。

# dbus-uuidgen > /var/lib/dbus/machine-id

 

(2-2-3) VNCサーバ再起動

VNCサーバを再起動します。

# /etc/rc.d/init.d/vncserver restart

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(2-3) mocz系パッケージのインストール

(2-3-1) protbufのインストール
$ sudo yum install protobuf

(2-3-2) zinniaのインストール
$ wget http://ftp.kddilabs.jp/pub/Linux/packages/Vine/Vine-6.3/x86_64/Vine/RPMS/zinnia-0.06-3vl6.x86_64.rpm
$ sudo rpm -ivh zinnia-0.06-3vl6.x86_64.rpm

(図232)

↓y押下

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(2-3-3) tegaki-zinniaのインストール
$ wget http://ftp.kddilabs.jp/pub/Linux/packages/Vine/Vine-6.3/x86_64/Vine/RPMS/tegaki-zinnia-japanese-0.3-1vl6.noarch.rpm
$ sudo rpm -ivh tegaki-zinnia-japanese-0.3-1vl6.noarch.rpm

(図233)

 
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(2-3-4) mozc-serverのインストール
$ wget http://ftp.kddilabs.jp/pub/Linux/packages/Vine/Vine-6.3/x86_64/Vine/RPMS/mozc-server-1.5.1090.102-1vl6.x86_64.rpm
$ sudo rpm -ivh mozc-server-1.5.1090.102-1vl6.x86_64.rpm

(図234)

 
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(2-3-5) mozc-utilのインストール
$ wget http://ftp.kddilabs.jp/pub/Linux/packages/Vine/Vine-6.3/x86_64/Vine/RPMS/mozc-utils-gui-1.5.1090.102-1vl6.x86_64.rpm
$ sudo yum install mozc-utils-gui-1.5.1090.102-1vl6.x86_64.rpm

(図235)

↓(中略)

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(2-3-6) ibus-mozcのインストール
$ wget http://ftp.kddilabs.jp/pub/Linux/packages/Vine/Vine-6.3/x86_64/Vine/RPMS/ibus-mozc-1.5.1090.102-1vl6.x86_64.rpm
$ sudo rpm -ivh ibus-mozc-1.5.1090.102-1vl6.x86_64.rpm

(図236)

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(2-3-7) mozcのインストール
$ wget http://ftp.kddilabs.jp/pub/Linux/packages/Vine/Vine-6.3/x86_64/Vine/RPMS/mozc-1.5.1090.102-1vl6.x86_64.rpm
$ sudo rpm -ivh mozc-1.5.1090.102-1vl6.x86_64.rpm

(図237)

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(2-4) JapaneseSupportのインストール

sudo yum -y groupinstall "Japanese Support"

 

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(2-5) IBusの詳細設定

(1) GNOMEデスクトップにログインします。
(図251)

(2) メニューの「System」→「Settings」→「Input Methods」を選択して「IBus Preferences」の画面を開きます。
(図252)

(3) 「IBus Preferences」の「Input Method」タブでインストールした「Mozc」を追加します。
(図253)

(4) 追加が完了するとデフォルトでは「Ctrl+Space」で切り替えが出来ます。

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(3) 各パッケージの補足説明

(3-1) ibus系のインストール

「iBus」はUNIX系OSのインプットメソッドのフレームワークです。後述の「D-Bus」や「Japanese Support」のベースとなるパッケージで、イメージとしては次のような関係性になります。
(図311)

(表)各パッケージの概要

ibus “Intelligent Input Bus”の略で、LinuxOS向けの入力フレームワークで、入力メソッド用のUIが利用可能です。
anthy 日本語のかな/漢字の変換ユーティリティ
ibus-anthy ibus-anthyやibus-mozc等がibusの実際の入力メソッドです。

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(3-2) dbusインストール+エラー回避

「D-Bus」とはメッセージバスとも呼ばれ、アプリ間で連携をするためのプロセス間通信(IPC=Inter Process Communication)を行うフレームワークの一種です。RedHatとコミュニティによりメンテナンスされており、Linuxデスクトップサービスの機能を標準化する目的で開発されました。

D-Busのベースのレイヤーが「libdbus」で二つのプロセス間で1対1のメッセージ交換をするための「D-Bus wire protocol」を実装したライブラリです。そのlibdbusの上でバスの役割を果たすのが「dbus-daemon」層です。ハブの様な形で複数のアプリからの接続を受けて、メッセージのルーティングを行います。

(図321)D-Busのイメージ図

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(3-3) mocz系パッケージのインストール

Mozcとは日本語IME(Input Method Editor)で日本語入力を実現するための変換ソフトです。ひらがな→漢字への変換やローマ字→漢字への変換などを行います。

(表)Mozc関連パッケージの概要

protbuf Googleが開発した、データのシリアライズのためのOSSです。
zinnia 手書き文字認識エンジン。文字やマウスの軌跡を連続した座標情報として取得し、そこから最もらしい文字をSVM(機械学習アルゴリズム)の自信度に沿って返す。
tegaki-zinnia-japanese 上記zinniaを補助するパッケージで、日本語文字のデータモデルを連携します。
mozc-server Mozcの入力メソッドのサーバ
mozc-utils-gui Mozcの入力メソッドに関するGUI機能を提供します。GUIベースでibus-mozcやユーザ辞書のセット等が出来ます。
ibus-mozc Googleが開発した日本語IMEである「mozc」のiBus用プラグイン
mozc mozcのパッケージで、ibus-mozcのインストールに必要。

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(3-4) JapaneseSupportのインストール

このパッケージには日本語の表示に必要な「ゴシック」や「明朝」のフォントパッケージや、その他日本語の入力を実現する各種パッケージをインストールできます(Eclipseの日本語化、誤記検知&修正、Libre-Officeの日本語化、Linux日本語マニュアルなどなど)。

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(4) エラー対処:IBusの「Unable to keep Input Method Running」エラー

→別記事を参照:CentOS6の日本語入力の設定中に起きた「Unable to keep Input Method running」エラーや文字化けの対処方法について

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(5) エラー対処2:日本語が文字化けしてしまったら

→別記事を参照:CentOS6の日本語入力の設定中に起きた「Unable to keep Input Method running」エラーや文字化けの対処方法について

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