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01_IT技術 (Technology) 04_PL/SQL

【PL/SQL】”UTL_FILE”パッケージを利用して”.TXT”を読み込む方法

投稿日:2017年9月17日 更新日:

今回はPL/SQLのUTL_FILEパッケージを利用して、サーバ内にあるテキストファイルを読み込むプロシージャを作成したいと思います。

■目次

>>(1)事前準備:ディレクトリオブジェクトの作成(CREATE DIRECTORY)
>>(2)事前準備:ユーザにディレクトリオブジェクトのREAD/WRITE権限を付与する
>>(3)事前準備:ユーザに”UTL_FILE”パッケージのEXECUTE権限を付与する
>>(4)コーディング
>>(5)コンパイル・実行
>>(6)結果確認

(1)事前準備:ディレクトリオブジェクトの作成(CREATE DIRECTORY)

TXTファイルを配備するディレクトリ情報を持つ”ディレクトリオブジェクト”を作成します。ディレクトリオブジェクトはPCの物理的なディレクトリを指定する事が無いよう、Oracleで別名を付けて管理するオブジェクトです。パッケージ等と同様に各種権限をGRANTして利用します。

/* CREATE DIRECTORY [オブジェクト名] AS 'ディレクトリPATH' */
CREATE DIRECTORY RBWEG_0001 AS '/tmp/plsqltest-20170916';

IT0022_00_SQLPlus_Connect
IT0022_01_DirectoryObject_Create

結果確認
IT0022_01_DirectoryObject_Create_ResultCheck
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(2)事前準備:ユーザにディレクトリオブジェクトのREAD/WRITE権限を付与する

上記(1)で付与した権限をスキーマユーザに付与します。コマンドは以下を利用します。

/* GRANT [付与したい権限名] ON DIRECTORY [オブジェクト名] TO [ユーザ名] */
GRANT READ ON DIRECTORY RBWEG_0001 TO RBWEGUSR ;
GRANT WRITE ON DIRECTORY RBWEG_0001 TO RBWEGUSR ;

IT0022_02_DirectoryObject_Grant
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(3)事前準備:ユーザに”UTL_FILE”パッケージのEXECUTE権限を付与する

次にファイル読み込みの肝となる”UTL_FILE”パッケージの実行(EXECUTE)権限を付与します。

/* GRANT [付与したい権限名] ON [オブジェクト名] TO [ユーザ名] */
GRANT EXECUTE ON UTL_FILE TO RBWEGUSR;

IT0022_03_UTLFILE_Grant
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(4)コーディング

以下はコードのサンプルです。
利用する場合はディレクトリ”/tmp/plsqltest-20170916“に”test.txt”を事前に配備しておく必要があります。

CREATE OR REPLACE
PROCEDURE TEST_FILEREAD
IS
  read utl_file.file_type;
  buf varchar2(1022);
  vDirname VARCHAR2(250);
BEGIN
  --/* Open file in 'Read Mode' */
  vDirname := 'RBWEG_0001';
  read := utl_file.fopen(vDirname,'test.txt','r');
  loop
    begin
      --/* read the file */
      utl_file.get_line(read,buf);
      dbms_output.put_line('data: '||buf);
    exception
      --/* end the loop when we come to the end of file */
      when no_data_found then
      exit;
    end;
  end loop;    
  --/* file close */
  utl_file.fclose(read);    
EXCEPTION
  WHEN OTHERS THEN
    dbms_output.put_line('ER-0000 : Other Exception');
END TEST_FILEREAD;

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(5)コンパイル・実行

テストに用いた”test.txt”の内容は以下。
IT0022_05_TestFile

コンパイル・実行
「1」のボタンが実行、「2」がコンパイルです。
IT0022_05_CompileExecute

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(6)結果確認

サンプルコードの実行結果は以下のようになります。
“test.txt”の内容が表示されています。

Connecting to the database RBWEGUSR.
data: 123
data: 456
data: 789
data: ABC
data: DEF
data: GHI
data: JKL
data: MNO
data: PQR
data: STU
data: VWX
data: YZ0
Process exited.
Disconnecting from the database RBWEGUSR.

IT0022_06_ExecuteResult

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