<目次>
(1) ASP.NETのActionResultの戻り値の種類について
(1-1) はじめに
(1-2) ASP.NETのActionResultの戻り値の種類
(1-3) ActionResultの戻り値を実際のプログラムでご紹介
(1) ASP.NETのActionResultの戻り値の種類について
(1-1) はじめに
(1-2) ASP.NETのActionResultの戻り値の種類
●型(クラス) | ●ヘルパーメソッド | ●概要 |
ViewResult | View() | ビューを返却 |
PartialViewResult | PartialView() | 部分ビューを返却 |
ContentResult | Content() | テキストを返却 |
RedirectResult | Redirect() | ユーザーを指定の「URL」にリダイレクト |
RedirectToRouteResult | RedirectToAction() | ユーザーを指定の「アクション」にリダイレクト |
JsonResult | Json() | シリアライズ(※注1)されたJSON形式を返却 (※注1)シリアライズ オブジェクトを保存したり、メモリやDBやファイルに送る目的で、バイトストリーム(※注2)に変換する事を「シリアライズ」と呼びます。 (※注2)バイトストリーム アプリケーションとファイル間等でデータを読み書きする際に、連続したバイトとして読み書きするための仮想的なレイヤーです。 |
HttpNotFoundResult | HttpNotFound() | 404エラーなどを返却する場合 |
EmptyResult | -(なし) | 何も返却する必要がない場合(voidなど) |
(1-3) ActionResultの戻り値を実際のプログラムでご紹介
●ViewResult
public ViewResult Trend() { var textbook = new TextBook() { Name = "Math" }; return View(textbook); }
●ContentResult
public ContentResult Trend() { return Content("Hello World Rainbow"); }
●RedirectToRouteResult
return RedirectToAction("[action]", "[controller]", [クエリパラメータ]);
第1引数:アクション | リダイレクトする先のコントローラーの「アクション」の名前(コントローラーのメソッド名)を与えます。
(例) |
第2引数:コントローラー | リダイレクトする先のコントローラーの名前を与えます。
(例) |
第3引数:クエリパラメータ | URLの末尾に付与されるパラメータ(クエリパラメータ)を「匿名型オブジェクト」で渡します(名前の無いオブジェクト)。
(例) |
public ActionResult Index() { return RedirectToAction("Trend", "TextBooks", new { subject = "math", score = 78 }); }
●HttpNotFoundResult
(アクションメソッド例)
public HttpNotFoundResult Trend() { return HttpNotFound(); }
(図124)
●EmptyResult
public EmptyResult Trend() { return new EmptyResult(); }
(図125)