＜目次＞
Azure Cognitive SearchでTable Storageから関連するデータを抽出する方法
やりたいこと
STEP0：事前準備
STEP1：Azure AI Search（旧称：Azure Cognitive Search）リソースの作成
STEP2：データのインポート
STEP3：インデックスの作成
STEP4：インデクサーの設定
STEP5：クエリの実行（検索テスト）
Azure Cognitive SearchでTable Storageから関連するデータを抽出する方法
やりたいこと
・Azure Cognitive Searchを使って「Table Storage」から質問文に関連する（or質問に回答するために必要な）データのみを抽出したい
STEP0：事前準備
事前に用意したAzure Table Storageに以下のテストデータをインポートします。
（手順例）
・①サンプルデータを取得
→ダウンロードリンク：TestTalentCvData
→ダウンロードリンク：TestTalentCvData
↓
・②Azure Storage Exploerで「インポート」
（図１００）
↓
・③データ型の修正
「employee_no」のみ「String型」に修正。
（図１０１）
↓
・④取り込み完了
（図１０２）
（工夫点）
後半の手順で検索インデックスを作成する際に「キーが1つしか設定できない」という制約があるため、RowKeyとPartitionKeyを連結した「IndexKey」というキーカラムを新設しています。
STEP1：Azure AI Search（旧称：Azure Cognitive Search）リソースの作成
下記手順を参照。
STEP2：データのインポート
・①「データソース」→「+データソースの追加」をクリック
（図２１１）
↓
・②「新しいデータ ソース」フォームに必要な情報を入力→「保存」押下
⇒データソースの名前、データソースの種類（Azure Table Storage）、接続文字列、テーブル名を入力
（図２１２）
↓
（図２１３）
STEP3：インデックスの作成
検索エンジンが情報を迅速に検索できるようにするためのデータ構造です。
・①「インデックスの追加」を選択
（図３１１）
↓
・②必要な情報を入力し、インデックスを作成します。
（表）基本設定
| ■項目 | ■必須/任意 | ■設定 |
| IndexKey | 必須 | 取得可能 |
| それ以外の項目 | 任意 | – |
（表）サンプルデータでのKey以外の項目設定
| ■項目 | ■必須/任意 | ■設定 |
| employee_no | 任意 | 検索可能、取得可能＋分析器（キーワード） |
| last_name | 任意 | 検索可能、取得可能＋分析器（キーワード） |
| first_name | 任意 | 検索可能、取得可能＋分析器（キーワード） |
| email_address | 任意 | 検索可能、取得可能＋分析器（キーワード） |
| department_code | 任意 | 検索可能、取得可能＋分析器（キーワード） |
| CurriculumVitae | 任意 | 検索可能、取得可能＋分析器（標準） |
| CareerOrientationShort | 任意 | 検索可能、取得可能＋分析器（標準） |
| CareerOrientationLong | 任意 | 検索可能、取得可能＋分析器（標準） |
| Expertise | 任意 | 検索可能、取得可能＋分析器（標準） |
（図３１２）
↓
（図３１３）
（参考）
STEP4：インデクサーの設定
・①「インデクサー」を選択し、「+追加」をクリックします。
（図４１１）
・②「新規インデクサー」フォームに必要な情報を入力し、「作成」をクリックしてインデクサーを作成します。
→保存押下で実行される
（図４１２）
↓
（図４１３）
STEP5：クエリの実行（検索テスト）
・①「検索エクスプローラ」を選択し、検索ボックスに検索クエリを入力し、「検索」をクリックします。
（図５１１）
↓
・②検索結果が表示されます。
（図５１２）
