<目次>
(1) Azureリソースグループの作り方の手順について
(1-1) Azureリソースグループとは?
(1-2) Azureリソースグループの作成手順
(1-3) Azureリソースグループの注意点・制約事項
(1) Azureリソースグループの作り方の手順について
(1-1) Azureリソースグループとは?
Azureでは各種サービスを利用するためには、そのサービスの「リソース」を作成する必要があります。リソースは「仮想マシン」や「ネットワーク」や「ストレージ」といった各サービスに対応した論理的な単位です。
リソースグループ」はAzureリソースの集合です(論理コンテナ)。複数のリソースを「グループ化」することで、一括操作を可能にしています。リソースグループに属するリソースは以下のような項目を共有しています。
・「ライフサイクル」を共有(リソースグループを削除するとグループ内リソースも全て削除される)
・「アクセス許可」を共有
・「ポリシー」を共有(リソースに対して適用するルール)
また、リソースグループと関連するAzure Resource Managerの主な機能には次のようなものがあります。
(表)
タグ | 各リソースにメモを書くための機能です。タグは「キー」と「値」で構成され、リソースグループに複数個のメモを付ける事ができます。 作成したメモは後にリソースを検索やフィルタする際の条件としても利用できます。 |
ロック | リソースやリソースグループに対する誤操作を防止するための機能です。削除ロック(削除を防止するロック)や読み取り専用ロック(削除と変更を防止するロック)などいくつかの種類があります。 |
ARMテンプレート | リソースの作成を自動で行うためのJSON形式のテンプレートです。JSONはデータ形式の一種で、キーと値をコロン「:」で区切った形式です。一度作成したARMテンプレートは以降も使いまわす事が可能です。 |
(1-2) Azureリソースグループの作成手順
●Azure Portalにログイン
(1-3) Azureリソースグループの注意点・制約事項