＜目次＞
(１) Azure Storageをネットワークドライブに割り当てする方法
(１-１) Azure Storageについて
(１-２) ネットワークドライブへの割り当て手順
STEP0：前提条件
STEP1：ストレージアカウントの作成
STEP2：Fileストレージの作成
STEP3：File Shareをネットワークドライブに割り当て
(１) Azure Storageをネットワークドライブに割り当てする方法
(１-１) Azure Storageについて
Azure Storageとは？から確認したい方は下記記事にて整理しているので、ご覧いただけたらと思います。
(１-２) ネットワークドライブへの割り当て手順
STEP0：前提条件
・①Azureのアカウントを準備済み
STEP1：ストレージアカウントの作成
①Azure Portalから「ストレージアカウント」作成画面を開きます。
（図１１１）①
↓
（図１１１）②
②作成条件の入力
・Storage Accountの作成条件を入力して「確認および作成」を押下します。下表の項目以外はデフォルトで進めます。
（表）
| タブ | 設定項目 | 説明 |
| 基本 | サブスクリプション （Subscription） |
Storage Accountを紐づけるサブスクリプションの名前を入力します。 |
| 基本 | リソースグループ （Resouce Group） |
Storage Accountに紐づけるリソースグループを選択します。 リソースグループの概念や作成方法については、こちらのページ（⇒リソースグループの作り方）をご参照頂けたらと思います。 |
| 基本 | ストレージアカウント名 | Storage Accountの名前を指定します。 |
| 基本 | 地域 （Region） |
Azure Virtual Machineをホストする地理的な立地（リージョン）を選択します。ご自身のサービスのユーザが居る場所に最も近い場所を選択する事で、最も高い性能を発揮できます。 |
| 基本 | 冗長性 | ⇒（参考）AzureStorageの冗長性に関するオプション |
（図１１２）①
（図１１２）②
↓
作成・デプロイ
（図１１２）③
↓
作成・デプロイ
（図１１２）③
STEP2：Fileストレージの作成
次にデータを格納するためのFILEストレージを作成します。
①ストレージアカウントの「概要」ブレード⇒「ファイル共有」を押下
（図１２１）①
②「＋ファイル共有」を押下します。
（図１２１）②
③作成条件の入力
・以下の値を入力して「作成」を押下します。作成が出来たら、選択して内容を確認します。
（表）
| 設定項目 | 値 |
| 名前 | *任意の名前 |
| クォータ | 5 |
| 層 | ホット |
（図１２１）③
④必要情報のメモ（URL、認証情報）
・「FILEストレージ」の「プロパティ」ブレードからFILEストレージにアクセスするためのURLをメモします。
（図１２１）④
・「ストレージアカウント」の「アクセスキー」ブレードから「ストレージアカウント名」と「key1」をメモします。
（図１２１）⑤
STEP3：File Shareをネットワークドライブに割り当て
①ネットワークドライブドライブへの割り当て
・エクスプローラーの「コンピュータ」メニュー⇒「ネットワークドライブの場所の追加」を選択します。
（図１３１）
②Zドライブへの割り当て設定
・先ほどコピーしたFILEストレージのURLを使ってZドライブへの割り当てを行います。
（図１３２）
③認証情報の入力
・ストレージアカウントの「ストレージアカウント名」と「key」を入力して認証します。
（図１３３）
↓
・認証が完了したら次のようにZドライブにFILEストレージが割り当てされます。
（図１３４）
④疎通確認
・実際にファイルを格納するとAzure側にも反映される事を確認します。
（図１３５）
