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IT技術 (Technology)

CelonisのProcess ExplorerとVariant Explorerの違い

投稿日:2022年5月22日 更新日:

 

<目次>

(1) CelonisのProcess ExplorerとVariant Explorerの違い
 (1-1) Process Explorer(プロセスエクスプローラー)の概要
 (1-2) Variant Explorer(バリアントエクスプローラー)の概要
 (1-3) 両者の違い
 (1-4) 参考となる教育コンテンツ

(1) CelonisのProcess ExplorerとVariant Explorerの違い

(1-1) Process Explorer(プロセスエクスプローラー)の概要

両者はいずれも「探索的アプローチ」におけるDeep Dive(深掘り)で使う詳細確認のための画面。非効率なプロセスの根本原因に使いますが、その概要や違いを整理します。

●目的/概要

・Analysisに含まれる「 全ケースを素早く見る 」際に使います。
・右側のバーを使って、密度や表示アクティビティ数を増やす/減らすこと可能です。
⇒「次に頻度が高い」アクティビティを追加
(図111①)Process Startの数字は988,101で全ケースを網羅している事が分かります

・Analysisに含まれる「全ケース」を対象に表示できる(Max表示すると全ケースを網羅)

(図111②)

初期状態 では「 開始/終了は最も高頻度なアクティビティ 」が表示され、その間を埋めるのは「 その開始/終了のアクティビティを持つVariantのうち、最も高頻度のもの 」を表示しています
→(例)Receive OrderとClear Invoiceが最も高頻度の開始/終了で、それらを含む最も高頻度のVariantはVariant Explorerの#1のパターンと同じになります。

(図111③)

●補足事項

・途中の数字の変化の解釈(例①)
Process StartとRecive Order間の数字(964,464)が少ない理由
⇒約24000ケース程度は別アクティビティから始まったが、その後「Receive Orderで合流」した

(図112①)

・途中の数字の変化の解釈(例②)
731,642の解釈
⇒Receive OrderからConfirm Orderに直接行くのが731,642件。それ以外の250,000件は別アクティビティを経由した
(図112②)

・注意点

Process Explorerは「特定プロセスの経路を示すものではない」。あくまで高頻度のアクティビティを優先的に表示している

(1-2) Variant Explorer(バリアントエクスプローラー)の概要

●目的/概要

・「 同一経路 (同じアクティビティ&同じ順番)の ケースをグルーピング 」して表示したビュー。
→(例)Receive Order~(中略)~Clear Invoiceまでアクティビティ&その並びが全て同じケース
 ・「最も高頻度なパターン」が望ましいフローか否か?を判断したい時などに使用します。
 
(図121①)
→現在は#1(最も高頻度のパターン)が選択されています。

・初期表示では 上位9グループ+その他グループ の経路グループを示しています(右側)。

(図121②)

●補足事項

・Process Explorerと同様に、様々なKPI軸でVariantを見られます。
 
(図122①)

(表)
Case Frequency ケース軸でカウント
(差し戻し等で同じアクティビティを複数回通る場合は 同一カウント
Activity Frequency アクティビティ軸でカウント
(差し戻し等で同じアクティビティを複数回通る場合は 別カウント
Throughput Time (Median) スループットの「中央値」
=順位上の真ん中
(例)1,3,4,8,9なら「4」が3位で真ん中
Throughput Time (AVG) スループットの「平均値」
=数字上の平均計算
(例)1,3,4,8,9なら平均は「5」
・本来は、各種補足情報と組み合わせて使う
⇒左側でざっくり特定し、右側で詳細確認のような流れ
(図122②)
 

(1-3) 両者の違い

(表)
切り口 Process Explorer Variant Explorer
コンセプト 「アクティビティ」起点で、流入と流出を素早くチェックできる プロセスが通る全ての異なるパターン(Variant)を確認して、組織の改善に繋げる
特徴 ・Analysisの「全ケース」を網羅する
→Maxまで表示すると「Variant Explorer」と一致
・初期表示はあくまで「頻度が高い」ものであり、特定ケースのE2Eプロセスを表しているものでは無い。
・頻度の低いアクティビティも素早く探索できる
・Analysisの「全ケース」を網羅する
→Maxまで表示すると「Process Explorer」と一致
・初期表示はあくまで「バリアントの頻度が高い」ものが9ケース+その他に分類されている。つまり、特定ケースのE2Eプロセスをグルーピングして、頻度が高い順に表示。
使用場面 主に「探索型アプローチ」で使用。
(※「確定型アプローチ」でも使うか)
主に「探索型アプローチ」で使用。
(※「確定型アプローチ」でも使うか)
初期表示 最も頻度の高い「開始」アクティビティと、最も頻度の高い「終了」アクティビティと、それらを開始と終了に持つ最も頻度の高いVariant(E2Eの一連のアクティビティパス)が間に表示されます。 プロセスの開始から終了までの「パターン」を発生頻度が高い順に並べています。
パターンは、最初~最後まで完全に同じルートを通る1つ以上のケースの事を指しています。

(1-4) 参考となる教育コンテンツ

・Use the Process Explorer
 
 
・Use the Variant Explorer

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