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01_IT技術 (Technology)

Python開発環境にPandasライブラリをインストールする手順

投稿日:2020年1月16日 更新日:

(0)目次&概説

(1) Pandasの導入
 (1-1) Pandasとは?
(2) オフラインインストール
 (2-1) インストール資源の入手
 (2-2) インストール時の諸注意
 (2-3) インストールの実施
 (2-4) インストールのチェック
(3) こんな時はどうする?
 (3-1) どのバージョン(cpXX)を選べば良いか分からない

(1) Pandasの導入

(1-1) Pandasとは?

Pythonのデータ解析を支援するライブラリです。特に数表および時系列データを操作するためのデータ構造と演算を提供します。

■例1:時系列データ
date_rangeメソッドを使って時系列データの作成しています。
第一引数:開始時刻
第二引数:生成個数
第三引数:生成周期

(図7)
  

■例2:表データ
read_csvメソッドを使って、csv形式のデータを読み込んで表を生成しています。
第一引数:対象csvのファイルパス
第二引数:インデックスカラムの列番号(0始まり)
第三引数:データのセパレータ(カンマ区切り、Tab区切り等)

(図8)

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(2) オフラインインストール

(2-1) インストール資源の入手

PyPI(Python Package Index)のサイトからダウンロードします。

https://pandas.pydata.org/getpandas.html

(図1)

右側にある「Relase」版の「download」リンクをクリックすると、PyPIのページに遷移します。

(図2)

ここでご自身のマシンのOSバージョンとPythonバージョンから、適切な資源を選択します。迷ったら次の章をご参照ください。
(3-1) どのバージョン(cpXX)を選べば良いか分からない

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(2-2) インストール時の諸注意

Pandasには依存パッケージがいくつかあり、それらのバージョンが古いとエラー等になる事があるようです。参考までに私のインストール時に要求された各パッケージのバージョンは以下の通りです。

Pandasのバージョン 0.25.3
 ∟要求するdateutilのバージョン 2.6.1
 ∟要求するnumpyのバージョン 1.13.3
 ∟要求するpytzのバージョン 2017.2
 ∟要求するsixのバージョン 1.5

実際のインストール時にコンソール上に表示されるメッセージからも、上記のパッケージを要求されている事が分かります。

Processing c:\users\rainbow\desktop\pandas-0.25.3-cp37-cp37m-win_amd64.whl
Requirement already satisfied: python-dateutil>=2.6.1 in c:\program files (x86)\microsoft visual studio\shared\python37_64\lib\site-packages (from pandas==0.25.3) (2.8.1)
Requirement already satisfied: numpy>=1.13.3 in c:\program files (x86)\microsoft visual studio\shared\python37_64\lib\site-packages (from pandas==0.25.3) (1.18.1)
Requirement already satisfied: pytz>=2017.2 in c:\program files (x86)\microsoft visual studio\shared\python37_64\lib\site-packages (from pandas==0.25.3) (2019.3)
Requirement already satisfied: six>=1.5 in c:\program files (x86)\microsoft visual studio\shared\python37_64\lib\site-packages (from python-dateutil>=2.6.1->pandas==0.25.3) (1.13.0)
Installing collected packages: pandas

 

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(2-3) インストールの実施

(2-3-1) 資源の配備

先ほどダウンロードした資源を任意のディレクトリに配備します。私の例では次のディレクトリに配備してインストールを行っています。

C:\Users\Rainbow\Desktop\

(図3)

(2-3-2) インストールの実行

依存パッケージ等の条件をクリアしていると、次のようにインストールが正常に完了します。

(図5)
・インストール実行


・インストール結果の表示

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(2-4) インストールのチェック

インストールの結果をチェックするためには次のpip listコマンドを実行します。

pip list

(図6)

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(3) こんな時はどうする?

(3-1) どのバージョン(cpXX)を選べば良いか分からない

PyPI等から資源をダウンロードする際に、よくバージョンの表記として「cpXX」のような記述を見かけると思いますが、これがPythonのバージョンを表しています。例えば「cp37」の場合はPython 3.7.Xを表しています。

(図2)

もしもご自身のPythonのバージョンが分からない場合は、次のような確認の方法があります。

(3-1-1) 方法1

Pythonのインタープリタから次のコマンドを実行します。

from pip._internal.pep425tags import get_supported
get_supported()

ここで表示された「cpXX」のバージョンをインストールします。またcpXXの横に書いてある「win_amd64」の記載からOSに関してはWindowsの64ビット版をインストールすれば良い事もわかります。

(図9)

(3-1-2) 方法2

コマンドプロンプト等から次のコマンドを実行します。

python --version

ここで表示されたバージョンの情報を「cpXX」に読み替えます。次の例では「Python 3.7.4」と表示されているので「cp37」である事が分かります。

(図10)

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