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Java

Javaのラッパークラスとは?使い方や一覧をご紹介

投稿日:2020年11月23日 更新日:

<目次>

(1) Javaのラッパークラスとは?使い方や一覧をご紹介
 (1-1) ラッパークラスとは?
 (1-2) 構文(オブジェクト生成)
 (1-3) 代表的なメソッド(Integerを例に)

(1) Javaのラッパークラスとは?使い方や一覧をご紹介

(1-1) ラッパークラスとは?

「ラッパークラス」とは基本データ型(int, double, booleanなど)の値をオブジェクト化するためのクラスです。オブジェクト化する事により、値に対して様々な便利操作を行う事が可能になります。
Javaでは「java.lang」パッケージにて基本の8種類のデータ型に対するラッパークラスが定義されています。

(表)java.langのラッパークラス

基本データ型 ラッパークラス
boolean Boolean
byte Byte
char Character
double Double
float Float
int Integer
long Long
short Short

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(1-2) 構文(オブジェクト生成)

ラッパークラスを使用するためには、まず最初に「基本データ型」の値から「ラッパークラスのオブジェクト」を作成します。Integerの場合の構文は次のようになります。
(構文)

Integer([int型の値])
 
(構文例)オブジェクト作成
int int1 = 100;
Integer integer1 = new Integer(int1);
 
(サンプルプログラム)

public class WrapperClassTest {
  public static void main(String args[]) {

    //(例1)int型の値からInteger型のオブジェクトを生成
    int int1 = 9999;
    Integer integer1 = new Integer(int1);
    System.out.println(integer1);
  }
}

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(1-3) 代表的なメソッド(Integerを例に)

ラッパークラスを作ったら、クラスに用意されている様々なメソッドが利用できます。以下にIntegerクラスを例にして、代表的なメソッドをご紹介します。

①parseIntメソッド
文字列をint型の値に変換するメソッドです。

static int parseInt(String str)

(例)

//①parseIntメソッド
String str1 = "2020";
int int1 = Integer.parseInt(str1);
System.out.println(int1);

(図111)

②valueOfメソッド
引数「str」で指定した文字列をint型に変換したのちに、Integer型のオブジェクトを作ります。

static Integer valeOf(String str)

(例)

//②valueOfメソッド
String str1 = "2021";
Integer integer1 = Integer.valueOf(str1);
System.out.println(integer1);

(図112)

③intValueメソッド
オブジェクトが持つ値をint型で返却します。

int intValue()

(例)

//③intValueメソッド
Integer integer1 = new Integer("2020");
int int1 = integer1.intValue();
System.out.println(int1);

(図113)

④doubleValueメソッド
オブジェクトが持つ値をdouble型で返却します。

double doubleValue()

(例)

//④doubleValueメソッド
Integer integer1 = new Integer("2022");
double double1 = integer1.doubleValue();
System.out.println(double1);

(図114)

⑤toStringメソッド
オブジェクトが持つ値をString型オブジェクトで返却します。

String toString()

(例)

Integer integer1 = new Integer("2023");
String str1 = integer1.toString();
System.out.println(str1);

(図115)

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