MiroのTeam／Projectの違いや使い分けなど

投稿日：2022年8月14日更新日：2023年3月12日

＜目次＞

・ProjectはBoardsを束ねるためのフォルダのようなものです。

・Team内で更に用途に応じてProjectを作り、その中で利用者を限定する事もできます

（図１１１）Team配下に複数Projectがあり、その中に複数Boardがある

なので、例えば部署単位でTeamを持っている場合、更にＰＪごとに関係者外秘の情報を管理する時などにProjectは便利です。

Board共有の面では、Projectを使うことで「Team内でも更に特定の人に対して権限を付与する」といった事が可能です。

（表）

●共有単位	●説明
Board単位 ≒ドキュメント	・特定ユーザーを「Share」ボタンで招待した場合	参考
Project単位 ≒フォルダ ≒PJや用途単位	・ボードを保管するフォルダ的な単位です・PJ内でボードを作ると、PJ内メンバにのみ共有される・アクセスレベル（編集/コメント/閲覧）を設定可能・PJをTeam全員にシェアする事も可能・Freeプランでは使用不可	参考
Team単位 ≒親フォルダ ≒部署単位	・「アクセス可否」＆「アクセスレベル」を設定可能・Freeプランでは使用不可（※FreeだとTeamメンバはデフォルトで全Boardへアクセス可）	参考
Company単位 ≒会社単位	・「アクセス可否」＆「アクセスレベル」を設定可能・Enterpriseプランのみ使用可能	参考
Public	・パブリックリンクを使って、外部共有も可能・「アクセスレベル」を設定可能	参考

・①Team

Team単位で付与できるロールは以下の通りです。

（表）

管理者	プラン	概要
Team Admin	・Teamプラン	・チーム毎の管理者で、複数名設定可能・ユーザー管理ができる・他ユーザーのコンテンツに対しては、特別な権限等は付与されない（Team管理者だからといって全て見れる訳ではない）
Company Admin	・Businessプラン・Consultantプラン・Enterpriseプラン	・Enterpriseプランにおける企業全体としての管理者で、複数名設定可能・ユーザー、Team Adminの管理ができる・セキュリティ設定の管理ができる・アクセス権限の設定ができる
Billing Admin	共通	・Teamのアップグレードを実施した人に付与される・契約管理（有償チーム人員の管理）ができる

（図２２１）

・②Project

Project単位で付与できるロールは以下の通りです。

（表）

管理者	概要
Owner	・Projectの編集／削除・ProjectにBoardを追加／削除・ProjectのTeamへのVisible/Invisibleの変更・Projectへのユーザーの追加／削除
Co-Owner	・Projectの削除が出来ない点以外はOwnerと同等か
Editors	・ProjectにBoardを追加／削除／編集
Commenters	・Project内の全Boardにコメント可
Viewers	・Project内の全Boardを閲覧可

（図２２２）

（参考）