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OpenAI

OpenAIのAPIの使い方について

投稿日:2023年6月4日 更新日:

 

<目次>

(1) OpenAIのAPIの使い方について
 (1-1) STEP1:ライブラリのインストール
 (1-2) STEP2:APIキーの取得
 (1-3) STEP3:APIの疎通

(1) OpenAIのAPIの使い方について

OpenAI社のモデルであるGPT-3を、PythonプログラムからAPI経由で利用する方法についてご紹介します。

(前提)
・Python3が利用できる環境があること

(1-1) STEP1:ライブラリのインストール

コンソールで下記のコマンドを実行すると、ローカルマシンにopenaiライブラリが導入されます。
(コマンド)
pip install openai
(図111)

(1-2) STEP2:APIキーの取得

・①下記URLにアクセス
(図121①)

・②「Create new secret key」を押下
(図121②)
⇒ここで生成した値は大切に控えます(以降のステップの[ご自身のAPIキー]に代入します。

(1-3) STEP3:APIの疎通

代表的なAPIについて、Pythonで試しに疎通してみました。
今回はSTEP1で導入したopenaiライブラリを使っています。このライブラリを使うと、通常のrequestライブラリで記述するよいも簡単にAPIコールをする事ができます。

●completion:質問を与えて、答えを貰う

一番よく使うであろう、質問に対して答えを返すものです。
max_tokenが少ないと、文章が途中で切れてしまうため、用途に応じてパラメータのチューニングが必要です。

(コード例)

import openai

def main():
    # APIキーの設定
    openai.api_key = "[ご自身のAPIキー]"
    # Modelの指定
    model = 'text-davinci-003'
    # 入力(prompt)の指定
    sample_input="""システム開発プロジェクトの一般的な進め方は?"""
    # sample_input="""What is the ordinary steps of consulting project?"""
    # APIコール
    res = openai.Completion.create(model=model, prompt=sample_input, max_tokens=1000, temperature=0)
    # 結果出力
    print(res['choices'][0]["text"])

if __name__ == "__main__":
     main()
(応答例)
1. システム要件定義:システム開発のために必要な機能や性能を明確に定義する。

2. システム設計:定義した要件を満たすためのシステム構成を設計する。

3. プログラミング:設計したシステムをプログラミングして実装する。

4. テスト:プログラムをテストして、要件を満たしているかを確認する。

5. リリース:テストを完了したら、システムをリリースする。

6. メンテナンス:リリース後も、システムを定期的にメンテナンスして、正常に動作するように保つ。


(図132)

●images/generations:画像の生成

要望(prompt)に沿った画像を生成してくれます。複数生成してくれますが、今回は疎通のため、最初の1枚の結果URLをブラウザ上で表示します。
(コード例)
import openai
import webbrowser

def main():
    # APIキーの設定
    openai.api_key = "[ご自身のAPIキー]"
    # Modelの指定
    model = 'text-davinci-003'
    # 入力(prompt)の指定(どんな絵を描いてほしいか?)
    sample_input="""A cute baby sea otter"""
    # APIコール
    res = openai.Image.create(prompt=sample_input, n=2, size="1024x1024")
    # 結果出力
    url = res['data'][0]["url"]
    webbrowser.open(url)

if __name__ == "__main__":
     main()
(図133)

●models:モデルの一覧を取得

モデルの一覧を取得します(例:text-davinci-003、text-ada-001など)
(コード例)
import openai
openai.api_key = "[ご自身のAPIキー]"
response = openai.Model.list()
print(response)
(図131)
(補足)
モデルをご自身でカスタマイズできる「Fine-Tuning」については、下記を参照。

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