(1) Yammerとは?機能や利点と今後の展望について
(1-1) Yammerとは?
(1-2) Yammerの利点
(1-3) Yammerの画面イメージや機能
(1-4) Yammerの展望(個人的主観です)
(1) Yammerとは?機能や利点と今後の展望について
(1-1) Yammerとは?
YammerはMicrosoft社が提供するエンタープライズ用(企業用)のSNSです。Yammerを使う事で国や組織を超えて情報交換できるSNS環境を提供できます。またYammerではグループ(≒コミュニティ)を作って、記事の閲覧や投稿を行う事が可能です(※画面は少し前のFacebookのタイムラインと似ている印象です)。
(1-2) Yammerの利点
(1-2-1) グループ機能
Yammerでは誰でも自由にグループを作成できます。グループには2種類あり、用途に応じて使い分けができます。
<グループの種類>
①「パブリックグループ」=誰でも参加できる
②「プライベートグループ」=特定の人たちに絞って利用できる
(1-2-1) 多言語翻訳機能
Yammerでは他言語で投稿された内容の翻訳ができます。
(図111)
「翻訳」ボタンで翻訳して「原文を表示」ボタンで元に戻す事ができます。
(これもFacebookとかと似ていますね)
(1-2-3) 情報共有
SNSのように不特定多数に対しての発信が出来たり、他者の投稿を検索する事ができます(検索機能あり)。
(1-3) Yammerの画面イメージや機能
Yammerの実際の画面イメージです。
(図131)
上記画面の「ファイル」と「コミュニティ」の機能は次の通りです。
(表)
ファイル | ファイルのアップロードダウンロードが出来る画面に遷移します。アップロードしたファイルは一覧で表示され、そこからダウンロードもできます。 |
コミュニティについて | グループに関する各種の統計情報等を閲覧する事ができます。 (例) ・アクティブユーザの比率 ・投稿された新規メッセージの数 上記のような指標から、グループにてどの程度、活発に発信がされているか?を知る事ができます。 |
(1-4) Yammerの感想と展望(個人的主観です)
■感想
・「会話機能」については、一般のSNSでいうとFacebookに似ており、Facebookの「社内版」といった所でしょうか。
・上からタイムラインのように投稿がだーっと並んでいて、それぞれの投稿に対してコメントや「いいね」を付けていく感じです。
・それにプラスして「ファイル」メニューでファイルをアップロードしたり出来る点などが利点と感じました。
・また個人単位で、企業内の不特定多数の面識が無い人にアプローチできる点は非常にメリットがあると思いつつも、実世界のSNSと同じで、実際にそれを普及させて使ってもらうハードルは高い気もしており「見る⇒投稿・返信する」の壁が高いように感じます。
■展望
・とはいえ、Yammerも改良されており、OutlookやTeamsやSharePointとの連携もできるようになっています。
・普段の業務で使うツールから簡単にスムーズに開く事ができれば、Yammerも普及率が向上する可能性があるかも知れません。