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スキャナ技術 (Scanner)

ISIS・TWAIN・WIAのスキャナドライバ3種類の特徴や違いについて

投稿日:2020年10月27日 更新日:

<目次>

(1) ISIS・TWAIN・WIAのスキャナドライバ3種類の違いについて
 (1-1) スキャナドライバの概要
 (1-2) 比較表
(2) TWAINドライバのアーキテクチャ概要
(3) ISISドライバのアーキテクチャ概要

(1) ISIS・TWAIN・WIAのスキャナドライバ3種類の違いについて

ISIS・TWAIN・WIAの3つのスキャナドライバについて、それぞれの特徴や違いをご紹介します。特にTWAINとISISは良く使われるため、アーキテクチャの概要もご紹介します。

(1-1) スキャナドライバの概要

ISIS・TWAIN・WIAは「ソフトウェア」と「デジタル画像デバイス(=スキャナやデジカメ等)」が通信するための「規格」や「API群」の名称です。スキャナを制御するためのインターフェイスを提供します。多くのスキャナはISIS・TWAIN・WIAの全てのドライバーをサポートしています。

■TWAIN
・TWAINはどちらかというとメジャーで一般消費者向けのスキャナーにも搭載されており、より広い範囲をカバーしています。

■ISIS
・ISISは高速スキャンが得意で、大量に書類をスキャンするケースや、法人等でスキャナ設定を中央集中管理する際に使われます。

■WIA
・WIAは「Windows Image Acquisition」の略で、Windowsによりサポートされる、エントリーレベルのスキャナドライバインターフェイスです。
・TWAINやISISと比べると機能面では劣ります。
・OSはWindows OSのみでサポートされます。

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(1-2) 比較表

(表)

比較観点 ISIS TWAIN WIA
利用者 法人向き
(スキャナ設定の中央集中管理ができる)
ISISよりもメジャーで特に、一般消費者向けのスキャナで利用される デジカメ等で利用される
機能面 高速スキャン向き
(高速スキャナで利用するとより良いパフォーマンスになる)

・200PPM程度までは問題なく利用できる
エントリーレベル
(ISISやTWAINと比較すると機能は少ないが、カメラ等の搭載に向く)
料金

(開発・利用)

有償
(のケースがある)

※スキャナの開発ベンダーは、適合するISISドライバーを作るためにEMC社にお金を払う必要あり。

無償 無償
所有企業 EMC TWAIN Working Group (NPO) Microsoft
OS制約 なし なし
(Linux, macOS, Windows)
Windowsのみ対応

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(2) TWAINドライバのアーキテクチャ概要

■アプリケーション層
スキャナ等のデバイスを利用するアプリケーションがあるレイヤーです(例えば、スキャナを利用して取り込んだ画像を加工するソフト等)。これらがTWAINインターフェイスに準拠した実装をする事で、TWAINドライバを使った処理(スキャン等)が行えます。

■プロトコル層・取得層
プロトコル層にはTWAINより提供されるライブラリ(ソースマネージャー)等があります。これは例えばTWAIN_32.DLL等のライブラリで提供されており、アプリとデバイスとでデータを転送するための規約として機能を果たしています。
取得層は主にデバイスドライバーを指しており、スキャナを操作するためのソフトウェア等が該当します。そして、デバイスのIFを通じてハードウェアとコミュニケーションします。
(図111)

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(3) ISISドライバのアーキテクチャ概要

ISISはEMC社の資料等から読み取れた範囲は少ないのですが、一旦分かる範囲でご紹介します。TWAINと同様に、ISIS用のスキャナドライバー等がクライアント側にあり、そこからISISライブラリを通じてアプリケーションと連携します。
(図112)

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