(1) SVNのaddをコマンドで実行する方法
(1-1) 構文
(1-2) 方法①:追加するフォルダに移動(cd)して追加
(1-3) 方法②:フルパスを指定して追加
(1-4) 参考:複数ファイルの追加
(1) SVNのaddをコマンドで実行する方法
SVNのaddコマンドは、ファイルやディレクトリをローカルの「ワーキングコピー」(Check Outした資源)に追加するためのコマンドです。add自体はローカルの操作であり、サーバとの通信は発生していません。役割としては「svn commit」をしたタイミングでコミットされるように「コミット予約」をするようなイメージです。
今回はこの「svn add」の操作をコマンドライン(cmd等)から実行する方法をご紹介します。
(1-1) 構文
ファイルの追加は「svn add」コマンドで行います。ファイルはスペース区切りで複数指定する事もできます。
(構文)
svn add [ファイル1] [ファイル2]…
(1-2) 方法①:追加するフォルダに移動(cd)して追加
1_ファイルの配置
2_ファイルを追加したディレクトリに移動
cd [先程ファイルを追加したフォルダのパス]
cd C:\Users\TestUser\Desktop\SVNTestRepo
3_svn addコマンドの実行
svn add Test1_3.txt
C:\Users\TestUser\Desktop\SVNTestRepo\Test1>svn add Test1_3.txt A Test1_3.txt
C:\>svn add Test1_7.txt svn: E155007: 'C:\' is not a working copy
(1-3) 方法②:フルパスを指定して追加
フルパスを指定する場合は、ファイルを追加したフォルダへの移動(cd)が不要になり、すぐにコマンド実行できます。
1_ファイルの配置
2_svn addコマンドの実行
svn add C:\Users\TestUser\Desktop\SVNTestRepo\Test1\Test1_6.txt
(結果例)
C:\>svn add C:\Users\TestUser\Desktop\SVNTestRepo\Test1\Test1_6.txt A Users\ TestUser\Desktop\SVNTestRepo\Test1\Test1_6.txt
(図132)
参考:複数ファイルの追加
1_ファイルの配置